【噂】GTX 1180のリリースが遅れる理由

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こんにちは。TeXTeXです。

先日【Nvidia】GTX 1180の発売は2018年7月~9月?という記事で、グラフィックボードのファンメーカーの業績の見通しからGTX 11X0のリリースは2018年Q3になるのではないかと紹介しました。しかし、このリリース時期がより遅れるかもしれないという噂が出てきたので紹介をします。
噂としては

  • 台湾3大OEMのひとつがNvidiaに30万のGPUを返品した
  • NvidiaはGPUの在庫過剰問題を抱えている
  • 在庫過剰が新GPUの発売に遅延を生じさせている

というものです。ではこの在庫過剰の原因に冠して語っている部分を引用します。

台湾の3大OEMの一つがNvidiaに30万のGPUを返却したという情報は信じるに値する。
(中略)
NvidiaがGDDR5を買い漁っているのは、グラフィックボードとして生産しなければならないローエンドGPUの過剰在庫を抱えていることの証拠にもなる。そしてこの件に関して面白いのは、これらはマイニング需要の先細りによって起きたのであって、中古市場の飽和が原因ではないということだ。
出典:Seeking Alpha Akram’s Razor

Nvidiaとしては当然これらの過剰在庫を破棄するわけには行かないので、手遅れになる前にこの30万以上の在庫をなんとかして処分したい。そのためには、このGTX 10シリーズの商品価値が下がらないようにGTX 11シリーズの出荷を遅らせるしか無いということだそうです。

 

この情報が確かであれば、NvidiaのCEOがGTX 11シリーズに関して“A long time from now”と敢えて発言させたのはGTX 10シリーズの買い控えによる需要減少を少しでも減らそうと言う魂胆でもあるということが予想されます。つまりGTX 11シリーズの発売はこの在庫問題を解消してからで、その発表も発売の直前になるのではないかとも予想できます。日本でこそ価格の下落はあまり確認できませんが、Amazon.comでは値引き傾向にあります。とすれば供給過多になり在庫問題を抱えていそうなのは推測できます。しかし過剰に値段を下げれば、新GPU発表間近と取られ買い控えも発生しそうですし意外と難しい問題かもしれません。

今回の件はマイニング需要によって引き起こされたのではなく、まさにその逆ではありますが、仮想通貨需要が落ち着いてからもゲーマに対して悪影響が出てくるのは悲しいですね。いっそのことマイニング専用グラボでも作ってくれたらと思うのですが。
というか私はいつになったらGTX 970を買い換えるチャンスが訪れるんでしょうか…

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