こんにちは。TeXTeXです。
PCゲーマーにとって重要なPCパーツであるグラフィックボード。AMDによってVegaシリーズが昨年発売された一方で、Nvidiaは2016年5月にGeFoerce 10シリーズを発売して以来2年以上アーキテクチャを一新した新商品は発売されないできました。 Geforceシリーズは発売以降1年~2年での発売周期を守ってリリースされてきましたが、GeForce 10シリーズの後継であるGTX 11X0ないしは GTX 20X0は2018年度のQ1(海外基準。1~3月)に発売されるとの噂があったものの、結局この周期では発売されずじまいでした。おまけに2018年のComputexではCEOが“A long time from now”(暫く先になる)と発言ししばらくはグラフィックボードのパワーアップはお預けかと思われていました。
しかし2018年6月19日のdigitimesの思わぬ記事によって、GTX 11X0の発売時期が想定されました。以下引用(翻訳)
Power Logic社は2018年Q3にGPU冷却ファンの大量出荷の見込み
冷却ファンメーカーのPower Logic社は、自動車の換気ファンの安定した受注とQ3期のGPU冷却ファンの出荷増加から、2018年下半期に大きな歳入を得るとのとの見込みであるとフー・ウェンハン氏は語った。
(中略)
しかしながらPower Logic社の主たる歳入は、同社の85%を占め、世界的なPCブランドベンダーを顧客リストに持つPCの冷却ファン事業によるものだ。
(以下略)
引用:DIGITIMES
この記事によるとPower Logic社はグラフィックボードのAIBを取引先に多数持っており、その受注によってQ3(7~9月)にGPU用の冷却ファンが増える見通しであるということです。
ではこれは本当にGTX11X0の出荷を意味するのでしょうか。先程のdigitimesの記事内の写真を見てみますと、このインタビューに答えたフー・ウェンハン氏が持っているグラフィックボードはEVGAのものとみられます。
すなわちPower Logic社の主要な顧客としてEVGAは存在しており、そのEVGAはご存知の通りNvidiaのチップを専門に扱っています。これだけで確定とするには根拠は乏しいですが概ね正しいのではないでしょうか。
これはファンの出荷がQ3であることを示すのみで、グラフィックボードの出荷がQ3であることを示しているわけではありませんが、グラフィックボードの製造過程を考えればこのファンの出荷とグラフィックボードの出荷に大きなズレはないと思われます。
ここまで伸びに伸びたGTX 11X0の発売ですが、例年通りならばGTX 1180とGTX 1170は年末の大型タイトル発売前には購入可能になりそうです。マイニング族によってゲーマーの手に渡らないなんてことが無いと嬉しいです。
コメント
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