【噂】一部WQHDモニタのパネルに4Kパネルが使われている!?

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こんにちは、TeXTeXです。

最近はFullHDを超える解像度のWQHD(2560 x 1440)や4K(3840 x 2160)モニタもかなり価格がこなれてきて、安いものならちょっといいFullHDもモニタと同じくらいの価格で購入できるようになりました。それに応じて4Kパネルなどの需要も高まり生産コストも高まった結果、一部モニターにおいて珍事が発生しているようです。

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以下、TECHSPOTより引用。

パネル生産工場と繋がりのあるソースによると、27inchの4Kパネルの生産コストが下がってきており、WQHDパネルの生産コストとほぼ同じとなっている。そういったものとして、一部メーカーにおいては、WQHDモニタと銘打っておきながら4Kパネルを使った製品を製造しているところもあると報じられている。こういった出来事はパネルの生産が落ち込んだときや需要が高まったときに起きると言われている。
出典:TECHSPOT

記事内ではこのメーカーが一体どこなのか、そしてどのモデルがそれに値するのかは説明されていません。しかし、こういった事態となった最近のモデルを購入した場合、4KパネルなWQHDモニタを手に入れてしまうかもしれないとも予想が述べられています。

さて、この4KパネルなWQHDモニタはお得なのでしょうか。結論から言えば、お得と言うよりは損となる可能性のほうが高いです。

ドットバイドットという言葉をご存知でしょうか、これは入力された画像の解像度とモニタの解像度が一致した際に、画像の1つの点をモニタの1px分が表示します。これでは画像のリサイズが行われないためにもとの画像そのままが表示されます。一方2つの解像度が異なっており両辺が整数倍となっていない場合は、リサイズされて表示されることになります。そのためやや表示される画像が汚くなってしまう可能性があるのです。TECHSPOTの記事内では以下のイメージ画像を用いてその説明をしていました。

出典:TECHSPOT

上はネイティブWQHDの画像、下はそれを4Kに引き伸ばした画像で下の画像がむしろぼやけているように見えます。このような現象は動画鑑賞中やゲーム中にはそれほど気にならないかもしれませんが、文字を表示させる際には滲んで見える可能性があります。

さて、ではこのWQHDモニタを4Kモニタとして使うことは出来ないのでしょうか。モニタではないですが、昔AMDのCPUでPhenom II X3 720 Black Editionって3コアとして発売されたけどBIOSをちょっとかまうだけで4コアに出来たなんてことがありました。その時みたいにうまくいかないものかしらと。しかし今回の場合は、モニタのファームウェアでおそらく1440pまでしか入力のみを受け付けていないはずなので、4Kモニタとして使うには最低でもこのファームウェアを書き換える必要があるはずです。つまり難しいというか、おそらくは4Kモニタとして使うのは不可能でしょう

 

そういうわけで、本当にこのような製品が市場に出回っているとしたら、新商品のWQHDモニタには手は出しにくいですし、買うとしても実物をしっかり見てにじみ等が見られないか確認する必要がありそうです。ロマンがありそうで現実は厳しいというネタでした。

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