【アイマス】朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER 1巻の感想&考察

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今回は以前のブログからの移転記事となります。

どうも、こんにちは。KEIです。
先日遂に「朝焼けは黄金色 THE IDOLM@STER」の第1巻が発売されました。

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この作品は「音無小鳥」の過去とその母「音無琴美」、そして彼女らに関わった「高木順二郎」と「黒井崇男」の過去に迫った物語です。これまで隠されてきた謎が遂に明らかされるだけでなく、高木順二郎、黒井崇男、そして876の石川実の素顔まで描かれています。
特にTHE IDOLM@STER 2を軸に展開されたアニマスに繋がる世界が好きな人にとっては必読の1冊になってます。
そんな朝焼けは黄金色ですが、ネット上に公開されている考察等が少なかったのでこのブログで取り上げてみようかと思います。
なお以下はネタバレや社長陣の顔が含まれます。
まだ見たくないという方はブラウザバックを。
また、この新シリーズとあわせて漫画版アイドルマスターも読むとより楽しめると思われます。
この漫画版はアニメの焼き直しではなく、14以降の時間軸の違うお話なのでアニマス好きの皆様は是非読みましょう。

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考察

人物およびその人間関係

朝焼けは黄金色における主要な人間関係を以下に画像として掲載。
(時間軸は朝焼けは黄金色1巻基準。関係の黒文字は現在まで、灰色は過去の関係。矢印の中間及び直線は双方向。順一郎のご尊顔はアイドルマスターブレイク!にて明らかになってはいるがあえて「?」にした。だってあれどうみてもウェスk)

相関図の補足。(とっちらかってますが…)
音無小鳥は事務所には所属していません(上の画像は編集ミスです)
・音無琴美は高木順二郎の勧誘によってアイドルに
・琴美にとってのアイドルは人と人の繋がり
・順二郎↔黒井のライバル関係は過去(?)、今は黒井が一方的(?)
・音無琴美のライブ放棄(?)および音信不通は順二郎との「賢者の贈り物」(?)
・音無琴美のライブ放棄(?)は黒井(と順二郎)の夢を潰した
・琴美引退(失踪)以来、順二郎はアイドルプロデュースに対する情熱を失った
・琴美は入退院を繰り返していたため籍を入れなかった
・小鳥は祖父母ないしは親戚に育てられた(?)
・順二郎はバツイチ(?)
・順一郎の新事務所への誘いに順二郎は「いまさら」
・事務所はそれなりの大きさ

 

時系列および年齢

朝焼けは黄金色はアニマス(アイマス2)の何年前か?

この疑問を解決するヒントとして
・朝焼けは黄金色はの季節は1巻の時点で7月頃
・小鳥が東京の高校に通いたいと打ち明けてから2年(吉澤の口からは16,17)
・第四話の小鳥曰く「なんの手がかりもつかめないままあっという間に2年が過ぎちゃって」
・日高舞は少し前に電撃引退している

上3つのヒントから朝焼けは黄金色における小鳥は高校2年の夏でほぼ確定。年齢としては16歳(誕生日は9月9日)。
小鳥がアイマス2で2X歳だとすると、朝焼けは黄金色は12年前の出来事。

日高舞のヒントから考える。補足として
・13歳でデビュー
・活動期間は約3年
・「DS」時点で日高舞は29歳
・「DS」時点で日高愛は13歳
・引退理由は結婚したため
以上から単純に考えれば13年前であるが、当然ながら日高舞の引退→結婚→出産までの間にはある程度の時間が存在する。日高愛の誕生日は6月25日なので妊娠は前年の10月の頭。11月中旬には恐らく妊娠が発覚しているはずで、少なくとも12月には胎児および母体の安全を考えればアイドル活動は行っているはずはない。また朝焼けは黄金色における7月前に日高舞が引退していることから、日高愛の出産は朝焼けは黄金色開始直前かその翌年となる。しかし、引退→結婚→出産までの期間が1年を超える場合、日高舞と日高愛の年齢に齟齬が生じるため日高愛の出産は朝焼けは黄金色開始直前が濃厚。まああんまり考えても仕方ない。
上記が正しいとすると朝焼けは黄金色は13年前の出来事。

ここで1年の齟齬が生じる。アニマスではアイマス2の765勢ヒット→876勢ヒット(するかも)の流れであったことからアニマス時点で日高愛は13歳となる年度の始まりであり、アイマス2のように876勢ヒットが1年遅れたとするのが1番納得しやすいが、もしかすると1年早くデビューしていたという線も捨てきれない。そうだとすれば12年前となり音無小鳥から導き出した年数と一致する。この可能性が高そう。
なお私は小鳥嬢がサバを読んでいるという異論は認めない。絶対に。

音無琴美引退は朝焼けは黄金色の何年前か?

ヒントとして
・音無琴美が引退してから約2年後に出産予定日が「再来月」
・朝焼けは黄金色時間において小鳥は高校2年生の夏(前節より)
以上より音無琴美の引退は朝焼けは黄金色から19年前(アイマス2から31年前)。

音無琴美の活動期間はどれぐらい?

手がかりは
・順二郎が琴美を勧誘したのは全国高校野球選手権東or西東京大会@神宮球場(野球に詳しくないため正式名称は違うかも)
・上記シーンにて黒井・順二郎の飲酒
・琴美がアイドルになる決心をした時の年齢は16歳
・引退時期は夏頃(前節、前々節より)
・アイマス2で順二郎は56歳
・アイマスSPで黒井崇男54歳(アイマス2では55歳?)
・琴美デビュー前に順二郎は「立て続けに小さな成功を収め」ていた
・事務所は大きい
以上より音無琴美の引退時に順二郎25歳、黒井24歳となる年度であることが分かる。また事務所の規模的にも大卒の可能性が非常に高い。更に琴美デビュー前に小さな成功を収めたことから、琴美デビューが順二郎の社会人1年目の夏とは考えにくい(いくらアイマス世界といえど)。したがって順二郎社会人2年目で琴美デビューの可能性が非常に高い。
だとすれば音無琴美の活動期間は1年ほど(実際は10~11ヶ月)と推測される。

 

 

その他小ネタ

吉澤記者がタバコを吸わない理由

アニメ版アイドルマスターにおいて吉澤記者はタバコを咥えていても吸っているシーンはなかった。
出典:©BNGI/PROJECT iM@S

この理由が第五話にて明らかになる。

2年ほど前に突如姿を消した音無琴美。その真相はプロダクションが「隠した」ものの、音無琴美が実家にいることを突き止めた吉澤記者は取材に行く。取材に行くまでの道で吉澤記者はタバコを吹かしている描写がなされている。


出典:©BNGI/PROJECT iM@S

その後音無琴美の実家にたどり着いたがその父に追い返されそうになる。ここに妊娠していた音無琴美があらわれなんとか話をすることができた。
話は近所の公園で聞くことになり、そこで彼女の近況を聞く。そのなかで彼女がもう順二郎とは連絡を取らないでおくことを約束したとの発言から、やるせない気持ちになった吉澤記者はタバコを咥え、そして戻した。

出典:©BNGI/PROJECT iM@S

 

そんなキミの今を記事にしようと考えた僕はなんて低俗なんだ…

吉澤記者

以降タバコを吸う描写はない。

吉澤記者がタバコをしまった理由は簡単だ。妊娠している女性の前でタバコを吸うなど言語道断だからだ。だがそれは妊婦の前だけであろうか。輝かしい未来を持つアイドルの娘の前で吹かすのも同じことなのではないか。おそらく吉澤はそう考えタバコ吸わなくなったのだろう。
では何故タバコを咥え続けるのか。禁煙したのならばもうタバコを持ち歩く必要もないし、手元にない方がつい吸ってしまうという依存症の再発も防げる。理由は吉澤記者の台詞にある。これは自己への戒めである。大衆の好奇心を満たすため、記事を書いてお金を儲けるため、そのために順二郎と琴美の間にあった何かを記事にしようとした過去の自分に対するものだ。

 

琴美が好きだった曲って?

琴美が好きだった曲のCDのジャケットがこれ。

出典:©BNGI/PROJECT iM@S

Just the Two of Usのシングルカット版の模様。


えっ。。。こんな曲を担当アイドルとの車中で流した上にフラグも立ててましたよね(結果はお察しだけど)。
順二郎くんもなかなかやりますな~ニヤニヤ

現時点で不明なこと

今後描かれそうで、まだ描写されていないことをまとめました。
この辺が気になる人は是非読んで下さいね。
・音無小鳥は結局アイドルだったのか
・音無琴美がライブを放棄し失踪した理由
・どのような賢者の贈り物だったのか
・高木順二朗に家族がいたことを匂わせる描写をした理由
・順一郎の新事務所に参加しない理由及び「いまさら」の意味
・順二郎がお酒を止められている理由
・音無琴美が潰した夢とは何か
・順二郎と黒井の関係が修復できないところまでこじれた理由

 

 

 

追記 音無小鳥の父親は業界関係者か?

匿名掲示板等を漁ると、「小鳥の父親は高木。その事実を知った黒井と不仲になった」とか「小鳥の父親は黒井」、「琴美は高木(or黒井)の娘を宿したため自ら姿を消した」のような意見が見られるが、私はこの意見を真っ向から否定する。
もちろん順二郎であって欲しくない、黒井であって欲しくないというバイアスもかかってはいるが一応は否定できる材料がある。

証拠その1:”音無琴美が引退してから約2年後に出産予定日が「再来月(9月9日付近)」”という事実。
これは音無琴美の妊娠は事件から1年と少ししてからの12月中旬ということを意味する。もし、父親が順二郎ないしは黒井であったのならば引退後も密会していたことになる。これを否定する材料はないがそれ以上にこれを肯定する材料がない。その上、なぜ有能であるだろう吉澤記者が彼女を見つけたのが2年後なのか。希望的観測ではあるが、これは芸能界活動中に妊娠したという可能性を潰したかったのではないかとも取れる。
証拠その2:順二郎および黒井が小鳥を初めて見た時の反応が「琴美!?いやいや、何年前の話だ。ありえんだろう」と一致していたこと。
もしどちらかの子供ならば、「琴美の娘!?」的な反応になるか物語の先を予想させないためにただ「!?」な反応になるはず。
証拠その3:順二郎が家族を持っていた可能性がある描写。

出典:©BNGI/PROJECT iM@S

 

順二郎が父親ならば一緒に暮らしていたことになり、それは籍を入れなかったことや上記証拠に反する上に、出産時にはほっぽりだしてたがまた一緒に暮らし始めたということになる。アリエナイ

以上決定的な証拠ではないが、少なくとも順二郎および黒井のいずれかが父親であるということを連想させたくないという考えのもと物語を作ったと思われる痕跡が散乱されている。とくにこの朝焼けは黄金色は「ディレ1の最後のやり残し」(高橋氏曰く「もっとあるだろ」)らしい上に、過去設定自体も以前からあったことからこういったストーリー展開上の仕込みは多く張られているはずなので、ミスリードをしたいとも考えにくい。したがって父親が順二郎ないしは黒井の可能性は極めて低く、業界人であるとも考えにくい。

では今後父親は描写されるかというと、ここに来て印象の悪い父親を新たに描写する必要はないし、小鳥Pの気持ちを(無駄に)逆なでする可能性もある。ディレ1の都合のいいコンテンツにしたくないという考えからすると100%描写しないとも言えないが、この作品は重い過去を描く作品ではなく「朝焼けは黄金色」という輝かしい未来を暗示させる物語であるはずだから、わざわざ父親を描写して重い作品、暗い作品にするのはこのコンテンツの意図に反する。また、日高愛の父親も描かれていないことも父親は今後描写されないだろうという私の考えを裏付けるものになるはずだ。

 

 

最後に大天使小鳥嬢


出典:©BNGI/PROJECT iM@S

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