GaNチップ採用のACアダプタについて解説してみる記事

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10~20年前まではACアダプタっていうのは

ACアダプタとスイッチング電源とインバータ電源

変圧器と聞くと多くの人はコイルを巻きつけたトランスを思い浮かべるのではないでしょうか。トランスは電磁誘導を利用したデバイスで、ニコラ・テスラが推す交流送電がエジソンの直流送電に勝ったのにも深く貢献しています。鉄心の周りにコイルを巻きつけるだけで簡単に変圧できるので長年に渡って非常に重宝されたのです。しかしこのトランスという機器には問題がありまして、コンセントから供給されている50~60Hzほどの交流を変圧するにはどうしても大型で重くならざるを得ないのです。そのため小型化しなくてはならないスマホの充電器としては「トランスでそのまま変圧」というわけにはいかないのです。

そこでいかに小型化するかなのですが、トランスは高周波を想定した場合には小型化することができます。具体的には↓の計算で。

 

そこで高周波電流を作るために、
①一度コンセントの交流を直流に変換し
②直流を高周波の交流(※1)に再度変換
という一見無駄に見えるAC→DC→ACの変換を行います。
(※1 チョッパ回路の場合昇降圧チョッパが用いられますが、それもフライバックコンバータにして使われるのでトランス部分は交流電圧です。)

 

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