こんにちは。
今回はCorsair K100 Airのキーキャップが外れたので再度取り付けてみようって内容です。
ざっとググった限り英語圏で似た部類の書き込みが1件Redditにあったもののほかは見つからなかったので意外と困っている人もいそう。
そんなわけで外れたキーキャップを取り付ける方法になります。
対象キーボード
今回の説明で想定しているのは「CHERRY MX Ultra Low Profile」を使用したキーボードです。
CHERRY MX Ultra Low Profileは全高3.5mmのメカニカルスイッチで、その形状は下記のようにパンタグラフ式に似た構造になっており通常のCHERRYスイッチと違って気軽につけ外しができません。
そのわりにキーキャップとこのスイッチが外れたような状態になることがままあるので、ここではそんな状態を想定して書いていきます。
※キーキャップが外れたような状態になるとキーが軽くなり反応がなくなります。
ちなみに私の把握している範囲で国内で流通している「CHERRY MX Ultra Low Profile」製品は下記の2つくらい。
もしかしたらゲーミングノートについても流通してるのかもしれません。
- Corsair K100 AIR
- MISTEL AIRONE
必要なもの
基本的に特殊な工具は不要ですが下記を用意しておきましょう。
ピンセット
主にバネを取り付け取り外す際に必須となります。
どんなものでも良いです。
Amazonで200円位で買えるし100円均一でも変えます。
つまようじ
必須ではないけどあると便利。
使用方法は後述します。
水性マジック
スイッチのブラケットが左右どちらか把握するため。
修理方法
ここから修理方法を書いていきます。
注:以下の写真はある程度使用感のあるキーボードの写真ですので注意してください。
取り外し
外れかけているキーキャップを取り外しましょう。
基本的には「えいや!」と上に持ち上げてしまえばオッケーです。
とりはずせるとキーキャップにバネとブラケットがくっついてきます。
キーキャップ分解
キーキャップが取り外せたら、キャップにくっついているブラケットとバネを分解します。
①バネを外す
まずはピンセットを使ってバネを外しましょう。
バネはちっちゃいのでなくさないように注意。
②ブラケットを外す。
次にブラケットを外しますが、一点注意。
このあとにブラケットを付ける際、左右を見分けられるようにしておきましょう。
自信がなければ水性マジックで印をつけるとよき。
覚えたらブラケットをガルウィングのように立てて、それぞれをキーキャップの中心側にスライドするように外しましょう。
ピンボケェ
ブラケットアタッチ(左)
まずは左側のブラケットからつけていきます。
ブラケットは下記画像のように先端に近い部分に出っ張りがあり、これをスイッチの支持に組み合わせることで固定できます。
アタッチのしかたはブラケットを左から押さえつけながら右にスライドする感じ。
この際にスイッチのセンサー部の上に乗っかるようにしかつ支持と組み合わせるようにしましょう。
ちゃんとアタッチできれば下記の画像のようになります。
ブラケットアタッチ(右)
やることは左と一緒。
右からスライドしてブラケットの出っ張りと支持を引っ掛けます。
ちゃんとできると先端が左のブラケット先端に乗っかるようにブラケットが組み合わさります。
組付けの際は左のブラケットを抑えながら作業しましょう。
上に書いたように右ブラケットは左ブラケット先端に乗っかるので、押さえてないと左ブラケットが外れます。
バネ取り付け
ピンセットを使ってバネをブラケットの上側の穴に引っ掛けて行きます。
ここで注意ですがブラケットをそのまま固定せず作業するとおそらく組み付け時にブラケットを外してしまい、かといって押さえつければバネの伸ばす距離が長くなり取り付けづらい。
ここで爪楊枝の出番。
爪楊枝2本をブラケットの下に潜り込ませます。
これによって固定できて作業がしやすい。
どこの家にもありかつやらかいので傷つけにくい。
ベンリー。
固定できたら左からでも右からでもフックを引っ掛けて、反対の穴までフックを引っ掛けて固定しましょう。
ピンセットでの繊細な作業かつミスすると部品がどこかに吹っ飛んで行きかねないので注意!
できたら下記のようにスイッチとしては完成です。
キーキャップ取り付け
上にキーキャップを置いて、、、
押すだけ!!!
手で押せばいいよ。。。
以上で作業は終わりです。
まとめ
CHERRY MX Ultra Low Profile向けのキーキャップ取り付け記事でした。
慣れれば5分もかからず直せます。
キーキャップが外れても簡単に直せるのでこの最高ロープロキーボードをぜひ買おう!!!
ゲーム用と仕事用に2本持ってる変人の記事でした。
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